IOL2019現地報告

2021年7月25日 更新

国際言語学オリンピック2019は7月29日から8月2日に韓国で開かれました!日本委員会の広報ツイッターもチェック!

IOL2019韓国大会ウェブサイト

タイムライン

7/28 出国

09:15 韓国目指して羽田出発!

7/29 Day1 開会式

09:00-12:00 受付
14:30-16:30 開会式・写真撮影
17:30-18:30 韓国文化体験

7/30 Day2 個人戦

09:00-09:30 集合
10:00-16:00 個人戦
17:30-19:00 Karaoke

7/31 Day3 えんそく

08:00-08:30 集合
08:30-20:30 ソウル市内観光

8/1 Day4 団体戦

09:00-09:30 集合
10:00-13:00 団体戦
14:30-15:30 Naver Papago講演
15:30-17:00 クイズ大会
17:00-18:00 #LinguisticsCreatesFriends

8/2 Day5 閉会式

10:00-12:00 解説・特別賞授与
14:00-16:00 結果発表・閉会式
16:00-17:00 IOL's Got Talent
17:30-19:00 Farewell Party

8/3 帰国

18:30 羽田到着

+毎日カフェテリアで朝ごはん(08:00-09:00), お昼ごはん(13:00-14:00), 夜ごはん (18:40-19:40)

会場

IOL2019の会場は韓国の韓国外国語大学です。ソウル中心部から車で約1時間離れたところにあります。空港からの移動やえんそくのときには大会側がバスをチャーターしてくれました。宿は大学の寮を, 食事はその近くにあるカフェテリアで用意してくれました。カフェテリアの入口付近にはコンビニがあり飲み物やお菓子, 生活用品が買えました。寮にも自動販売機があり飲み物が買えた他, 洗濯機と乾燥機も置いてあり一回800ウォン(80円)で使えました。寮は建物の入り口と玄関がオートロックでセキュアでした。各部屋はエアコン付きでお風呂とトイレが別々にありWi-Fiも飛んでいました。

活動のようす

出国日

羽田で飛行機を待つ日本代表

1日目 開会式

朝受付を済ませ大会Tシャツなどが入ったギフトバッグをもらいます。
大会Tシャツはこんな感じ ボランティアの方は赤, 審査員は青の色違いを着ています

大会Tシャツ表

大会Tシャツ裏

お昼ご飯を食べたあと14:30頃から開会式が始まりました!運営委員のスピーチや引継ぎ式が行われます。
参加国の紹介はその国と開催国韓国の関わりにまつわるトリビアクイズをまじえて進められ会場は盛り上がっていました。

開会式

夕方は韓国文化体験!K-POP, 書道, 伝統音楽, ハングル教室, ボードゲームの5種類のアクティビティーの中からいくつか選んで教えてもらいます。写真はボードゲームのところでコンギを練習している参加者たち。

文化体験する日本代表

2日目 個人戦

いよいよ個人戦の日

個人戦直前

緊張感高まる教室。同じ国の人が近くにならないよう配置されています。
お昼をまたぐので別の教室ではボランティアが参加者用にサンドイッチと飲み物を用意して待機していました。

個人戦教室1
個人戦教室2

3日目 えんそく

バスに乗ってソウルへ。国立ハングル博物館で文化鑑賞。

文化鑑賞1
文化鑑賞2
文化鑑賞3
文化鑑賞4
文化鑑賞5

ハングル博物館を回ったあとまたバスに乗って景福宮(キョンボックン)へ。
その後明洞で市内観光。 市内観光が終わったら夜ごはん。イタリアン, 和食, 韓国料理がそろったビュッフェに行きました。
料理もデザートもおいしくて感動していました。

夜ごはん
デザート

4日目 団体戦

10時から団体戦が始まりました。日本からは2チーム, チーム「サムライ」と「ニンジャ」の名で出ています。
終わって記念写真

団体戦サムライ
団体戦ニンジャ

団体戦の後はIOL2019スポンサーのNaver社の講演と#LinguisticsCreatesFriends
#LinguisticsCreatesFriendsでは違う言語を話す人とグループになってクイズに挑戦。

#LinguisticsCreatesFriends

5日目 閉会式

結果発表の日になりました!午前は問題の解説と最優秀解答賞の発表があります。最優秀解答賞は問題ごとに作問者が「この答案が一番すごい」と思った競技者を表彰するもので, APLOで一位を取った吉野匠さんの名は呼ばれず悔しい表情。

お昼を食べたら閉会式へ。まずは努力賞の発表。一人ずつチーム名と名前が呼ばれ壇上に上っていきます。各国の代表が次々に呼ばれていく中最初に呼ばれた日本代表は久保宮玲於奈さん!

努力賞

銅賞の発表へ。次は誰だと会場じゅうが熱気と緊張に包まれる中呼ばれたのは高橋翼さん!続けて大勢拓実さん!

銅賞

銀賞は日本からは出ませんでした。いよいよ金賞の発表。拍手も一段と大きくなり日本代表の名は呼ばれないまま次は世界3位の表彰とのアナウンスが。「93.1点で世界3位の座を手にしたのは……」ステージに大きく日本の国旗が写され呼ばれたのは Team Japan Ninja 吉野匠さん!

金賞

ということで日本チームの今年の結果は金1, 銅2, 努力賞1となりました。日本初の金メダルです。

閉会式集合写真

世界2位は95.6点で Team USA Red の Wesley Zhang さん, 1位は98.7点で Team Canada Anglophone の Ken Jiang さんでした。受賞者のみなさまおめでとうございます。

その後 Farewell Party へ。学内のちょっときれいなところでご飯を食べながら歓談。

Farewell Party

帰国日

他国の人に別れを告げながら朝9時に大学を出ました。

帰国日

空いた時間でソウル観光。日本とほとんど同じ街並みなのに言語だけが違うのが不思議な感覚でした。

途中で入ったカフェで食べた氷がスライスしてあるかき氷, コッピンス。暑かったので一段とおいしい。

花氷水

金浦空港へ移動して16:15発の飛行機で羽田へ。到着ロビーに出ると保護者の方々が拍手で出迎えてくれました。代表たちはお互いに疲れをねぎらいまたどこかで会うことを誓いながら各自の帰路につきました。一週間おつかれさまでした!

日本代表

2019 Team Ninja
  • 大勢拓実
  • 高橋翼
  • 矢澤宗汰
  • 吉野匠
2019 Team Samurai
  • 久保宮玲於奈
  • 佐藤和音
  • 原梨乃
  • 森西理温

IOL2019には37カ国地域から55チーム215人(参考参加を除くと209人)の代表が参加しました。チーム一覧

結果

今年 累計
+1 1
2
+2 6
努力賞 +1 10
最優秀解答賞 1
名前
2019 吉野匠
2019 大勢拓実
2019 高橋翼
努力賞 2019 久保宮玲於奈